病院での仕事は「やらされてる感」が多かったんです。でも訪問看護では「来てくれるだけでもありがたい」という感謝の言葉が嬉しくて…。それを味わったら多分「訪問、ちょっといいな」って思えるんじゃないかな。
看護学校卒業後、総合病院に看護師として勤務、その後出産、配偶者転勤に伴い退職。出産後は療養病院の外来に転職。再び配偶者の転勤に伴い退職。興味があった訪問看護に転職し現在にDSセルリアで勤務中。
学校を出て病院勤務をすれば、ご利用者さまにより良くできるのだと思っていました。仕事を覚え経験を重ねると、医師からの指示や、後輩からの報告を受ける仕事が多くなり、最期の看取りも後輩に任せ次の段取りを考えていました。私が見ていたのは、測定器の数値や点滴の目盛り、ずっと鳴っている携帯電話でした…。訪問看護を選んだ今、実際にご利用者さまと向き合える時間は30分。その30分が私の看護師人生の中で、一番楽しい!やりがいを感じます!ご利用者さまとお話しをすることで不安が軽減したり、笑顔になってくれたりすると本当によかった!と思えるんです。子育てをしながらの再就職先にDSセルリアを選んだ理由は、会社が大きくしっかりしていて、事務所や管理者の方々の雰囲気が良かったことです。勤務条件がちゃんと決まっているので、家事育児との両立が無理なくでき、働きやすさを感じています。
内科とは違う環境に慣れるのに精一杯でした。
日勤・夜勤リーダー・後輩指導をおこなうようになり、病棟内のご利用者さまのため、より一層頑張るぞ!とモチベーションがアップ。緩和ケアや褥瘡など興味のある委員会や勉強会に多く参加し、学びを深める時期でした。
病棟では主にリーダー業務をしていたため、ご利用者さまのベッドサイドにいく機会が減り、今後自分がどのような看護師になりたいかを考えることが多くなりました。
以前から興味のあった訪問看護に転職し、訪問看護師に必要なスキルを日々学んでいます。悩むこともありますが、経験豊富な先輩方に助言をいただくことで、解決につながっています。経験を重ねながら地域で活動できる看護師になりたいです。
ミーティングをおこない、ご利用者さま情報を共有し体調の変化や、ご利用者さまにできるアドバイスなどがあればスタッフで意見交換します。
担当しているご利用者さまのご自宅を訪問します。気になる点が無いかなどを確認しつつ、お話ししながら看護業務をおこなっていきます。1件に滞在する時間は約30分です。
昼休憩は1時間あります。その日の担当業務の流れで昼食をとる時間は人それぞれです。外食でもお弁当でもどちらでも大丈夫です。雑談などをしてホッとするひとときだと思います。
訪問先ではひとりですが、仕事はひとりではありません。困ったことはいつでもスマホで相談できますし、看護ステーションに戻れば何でも気軽に話せる仲間がいます。
午後も担当しているご利用者さまのご自宅を訪問します。午前中同様に気になる点が無いかなどを確認しつつ、お話ししながら看護業務をおこなっていきます。
外出中に空き時間ができてしまったときでも、時間を有効活用してほしいので、スマホやパッドなどで外出先からでもカルテ記録ができます。
訪問看護を終え事務所に戻ったら、情報の共有・記録業務・物品の補充などをおこないます。
1日の業務を終えて、退勤となります。情報をPCなどで記録しますので、口頭での引き継ぎなども無く基本的には時間通りに退勤となります。※勤務形態により15:00定時のパートタイム業務などもあります。ご希望に沿う形態で勤務が可能です。
看護師あるあるですが、出産後の病院復帰は大変!仕事を引き継いでもらって申し訳なさそうに退勤する時短勤務の仲間を見てきたので、私も病院復帰は諦めました。訪問看護の仕事は平日・日勤・定時勤務なので無理なく家事育児と両立できています!
1回の訪問でご利用者さまと向き合う時間は30分、あるいは1時間。それを大切に積み重ねてご利用者さまの人生に寄り添うことに、強いやりがいを感じます。これまでの看護師人生で今が一番楽しいんです。迷っている方は、まずは見学に来てください!