社長自己紹介
今回の動画では、DSセルリア株式会社 代表取締役社長の北村より、ご挨拶、自己紹介をお話させて頂きます。
【2021年7月撮影時のものです】
まずは私の自己紹介をさせていただきます。
私は2012年に親会社であるデンタルサポート株式会社の介護事業部に入職しました。
当時は2011年にトータルリハセンターが開設したところでしたので、新規出店が続々と続いている状況でした。
幸運なことに、その後、組織の成長とともに、私は様々な経験をさせてもらいました。
トータルリハセンターの機能訓練指導員としての業務に始まり、事業所の管理者やエリアマネジャー、事業部長を経て、今の職務についています。
私は常々理学療法士として「多くの方にリハビリの知識や技術を届けたい」という想いを持っておりましたので、そういったことができるような仕事をしたいというふうに思っています。
新卒で入職した回復期のリハビリ病棟では、一人ひとりの利用者様にたくさんの時間かかわることで在宅に復帰する高齢者を見届けたり、障害をお持ちの方が回復する過程を見ることで非常にやりがいを感じる仕事ができました。
一方で一日に担当できるご利用者様の数も限られておりまして、一日に6人とか7人くらいの方としかかかわることができませんでした。
次のステップに進みたいということで、介護老人保健施設の立ち上げメンバーとして、人事異動を希望しました。
介護老人保健施設では、多くのご利用者様とかかわることができましたので、その点では良かったんですけれども、介護老人保健施設の中では、介護職の方が大半で、そんな方々と協力してリハビリを提供するということが必要になりました。
私が理学療法士として取り組んできたことだけだと、なかなか自分が思うように仕事がまわらずに苦労した経験があります。
そういった部分をマネジメントスキルをどんどん身につけておくことで、もっと円滑に仕事ができるようになりたいという想いをもって、トータルリハセンターに転職することになりました。
最初に管理者として配属された北松戸事業所では、私は大きな失敗をしてしまいます。
マネジメント経験がない私は『早く一人前にならなければ』と息巻いていたのですが、ある歯科衛生士さんに「歯科衛生士の仕事だけでなくて多岐にわたる仕事に取り組んでほしい」と激励したつもりが、ご本人からすれば「歯科衛生士の仕事はしなくていいから、他の事もやってくれ」とそういったふうに言われたと感じたということでした。
その結果、その方が退職届を出されて、私はピンチに陥りました。
その時には何とか謝罪をさせていただいて、再度説明をすることでご納得がいただけました。
このような経験をする中で、やはり物事をどう伝えるか、どのように受け取られるかということを大切にしなければ、ならないということを非常に強く痛感しました。
その後、エリアマネジャーや事業部長を経て、今の職務についているんですけれども、それからもたくさんの苦労をさせてもらいました。
やはり、役職や立場は大切ですけれども、それだけでは人に物事は伝わらずに、伝え方ですとか、そもそもの関係性が重要というふうに考えています。
そんな私だからこそ伝える時には、「目的を明確に伝えよう」とか、「誰がどう伝えたら、やる気になってもらえるか」ということを日々考えて実践するようにしています。
2018年に取締役に就任してからも、現場を見て、現場の声を聞く機会を作っています。
それはやはり「現場が大切だ」と思っていて、ご利用者様に直接サービスを提供してくれるスタッフを大切にしたいと考えているからです。
それはご利用者様に良質なサービスをそのスタッフ達が提供してくれると信じているからです。
前社長の塚本も現場を大切に、現場主義を徹底しておりましたので、私に対しても「上は気にしなくていい、現場を見ていろ」というふうに声をかけてくれていましたので、それを私は実践してきました。
今でもそのスタンスは変えておりません。
最後にこれからのことをお話しさせていただきます。
DSセルリア株式会社には、多くの専門職が在籍しています。
彼らが適切かつ効率的に、サービスを提供することで、多くの方のADLやQOLが向上し、健康寿命が延伸することで、社会保障費の抑制につながっていきます。
そのためには、他職種連携やICTツールの活用がもっともっと必要になってくると思っています。
他職種連携については、別の動画でお話をさせていただいておりますが、ICTツールの活用については、他社との連携も含めて、もっと積極的に取り組んでいきます。
また各専門職が健康寿命の延伸に寄与することで、日々の働きがいを感じ、もっと意欲的に取り組むことができる、そんな良い循環を支援できる組織を目指しています。
ダーウィンの「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」という名言と共に
これからもかかわるすべての方々の自己実現をサポートしていきます。